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川上弘美「センセイの鞄」読了

投稿者 fujimoto:2005年8月26日 12:39

アドミレーションセンターの社長室に「アドミ文庫」がある。
社員が読み終わった本を寄贈し、自由に貸し出しできる。
大半が、私が寄贈したもので、「オジンくさい」といわれている。
そのアドミ文庫から、一冊借りて、読んだ。
川上弘美の「センセイの鞄」(文春文庫)。★★★★
この作家のことは何も知らない。
2年ほど前、P社のK氏にこの単行本をいただいて、
読まずにいた。
最初の一章を読んだあたりで、腰巻を見た。
「40歳目前の女性と、30と少し年の離れたセンセイの、
切なく、悲しく、あたたかい恋模様。
谷崎潤一郎賞受賞の大ベストセラーの文庫化」とある。
「あらら、恋模様になっちゃうの。そりゃあ、ないんでないの」
と思ったが、そのまま、淡々と読んでしまった。
ということは、けっこう、この小説好きなのかな。
私の予測は外れ、二人は結ばれることになる。
なんか、不思議な小説。
大ベストセラーって、一体どんな人が読むんだろう。
若い女性なのだろうか?わからん。

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