山口瞳「山本さんのいいつけ」(河出書房新社)読了。
エッセイ集。誰がどういうテーマで選んでいるのか分からない。
装丁は、「男性シリーズ」と同じ。
瞳さんの本は、こんな感じがなじむ。
年代順に並んでおり、
比較的初期(つまり若いころ)の作品が多い。
勢いがある。つっかかっている。
ちょっと眼が血走っている。
私は、自分が社会人になってからの山口瞳ファンなので、
ちょっとびっくりしながら、読んだが、
こういう山口瞳は好きだ。
編集した人が、山口瞳さんを愛していることは伝わってきた。
★★★★
*タイトルの山本さんは、山本周五郎。
梅原猛・五木寛之「仏の発見」(平凡社)読了。
仏教をテーマにした対談。
中心は、親鸞の思想。
面白くて一気に読んだ。★★★★
ありそうでなかった、ちょっと意外な組み合わせ。
それぞれに、評価し合っていて、感心。
五木さん78歳、梅原さん86歳、
2人ともすごいバイタリティ。
梅原さんは、五木氏の向こうを張って、
いま親鸞についての著作執筆中らしい。
山口瞳『温泉へ行こう」(新潮社)読了。
千里中央の田村書店古書コーナーで、
単行本、230円で棚にあった。
なんとなく気の毒になって、手にとり購入。
もちろん以前読んだことある。
山口さんが亡くなってから、
その作品をなぜか、読まなくなって、
(全部、一度は読んだってこともあるけど)
対談集以外で読むのは初めてかも。
スバルくん、ドスト氏・・・おお懐かしい。
読み終わって、結構面白かったので、
実は、ちょっとホッとした。★★★
内田樹「街場の中国論(増補版)」(ミシマ社)読了。
邱永漢さんが、他の中国論と一線を画し、
普通の学者先生では思いも及ばないような
切れ味のよい分析をしていると、
おすすめしていたのが、この本。
一番のポイントは、中国歴代王朝の近隣諸国に対する鷹揚な態度。
「中華思想」と簡単に片づけないで、
しっかり、歴史を見れば、現在の中国のことが、
少しわかって来るというのが、内田先生の考え方。
ふーん、なるほど。
まあ、少数民族の人口が、日本の人口より多いという国だからなあ。
★★★
梅原猛「京都 鬼だより」(淡交社)読了。
京都新聞に連載していたエッセイをまとめた書。
一編が短く、読みやすい。★★★
梅原さんは86歳だが、
次々にテーマがあり、
「まだまだ死ぬわけにいかん」とのこと。
まあ、凄いもんです。
4月29日(祝)
9時30分、近鉄なんば4人(内、女子1人)集合。
西大寺経由で、天理へ。奈良在住のF氏と合流。
本日の目的は、龍王山。
バスで、柳本へ。
崇神天皇陵から、龍王山を上る(古墳群コース)。
実は山登りは久しぶり。
たちまち息切れ、メンバーから大きく遅れる。
頂上まで約2時間。
奈良盆地を見渡すパノラマ。Very Good!
頂上で、おにぎり食べる。
下山は長岳寺コース、約1時間。
トレイルセンターで休憩。
さてどうするか検討したが、
石上神社まで、山の辺の道を歩くことに。
石上神社からはバスの予定だったが、
バスはすでになく、天理駅まで歩く。
途中、天理教本部、天理大学、などを観ながら、
商店街を抜け、5時に天理駅着。
途中、天理教の黒いはっぴを着た人が大勢いて、
独特の雰囲気。
駅前の居酒屋で、一杯。
2時間くらいおしゃべり。解散。
山道含めて約18km。
結構ハードだった。