久世光彦「書林逍遥」(講談社)読了。★★★★★
江戸川乱歩、岡本綺堂、太宰治、川端康成、幸田文、向田邦子…
久世さんがお気に入りの作家/作品24編を取りあげた書評。
この本、以前読んだことがあるが、再読し、またまた感心。
装丁もコンパクトで、文字組みも素敵。
変な人、困った人、車谷長吉の
「世界一周恐怖航海記」(文芸春秋)読了。★★★★
この前読んだ「四国八十八ヶ所感情巡礼」が面白かったので、
図書館でさがして読んだ。
「四国」が63歳、「世界」は60歳の時の本。
本人は、世界一周の船旅などしたくなかったのだが、
嫁はんに家に置いてきぼりにされるのが怖くて
ついていったらしい。
「四国」より、通常の旅行記に近い。
といっても訪問地の紹介などは、ほとんどない。
さすがに、船中で野グソはできないと見えて、
チリかどこかで、一度だけ、ウンコする。
作者の名誉のためにいっておくと、ウンコは、
強迫神経症の薬のためらしい。
「赤目四十八瀧心中未遂」は、この人の小説。
映画は、評判は高かったがイマイチだった。
小説も、多分読まないだろう。
10月25日(土)
少し遅くなったが、子供たちが還暦の祝いをしてくれた。
妹も協賛、5人で、心斎橋の中華の名店「福臨門酒家」で食事。
ディナーは高すぎるので、ランチになった。
それでも、一人10500円のコース。贅沢なもんです。
メニューは次の通り。
前菜
上海蟹味噌入りふかひれの煮込み
点心3品
帆立と春雨の中国オリーブ蒸し
和牛と松茸のXO醤炒め
季節野菜の炒め
中華風アンチョビと鶏肉入り炒飯
デザート
これに、名物なのでぜひ食べよう、との娘のすすめで、
金鶏の姿揚げを追加注文。
メニューを見て、「ほほー」と思ったが、
実際に食べてみると、感服するほどではない。
ワインも高いし、コストパフォーマンスはどうか。
ただ、還暦祝いだからなのか、
個室にしてくれて、落ち着けたし、
祝いの饅頭もサービスしてくれた。
なにより、個室で、喫煙できたので、★★★★
食後は、女性陣はウインドーショッピング。
男性陣は、解散。
私は、ユニクロ心斎橋店に行き、
シャツ2枚(2000円×2)購入して帰宅。
やっぱり、この辺の価格帯が、落ち着くなあ。
車谷 長吉 「四国八十八ヶ所感情巡礼」(文芸春秋)読了。
この作者の本は読んだことがないが、タイトルだけで読むことに。
内容は、夫婦二人の巡礼旅日記。★★★★
ただし、奥さんが階段から落ちたり、捻挫したりして、
半分近くは一人旅。
徳島はゴミが多いとか、車で巡る人は極楽に行けないとか、
いちゃもんが多く、巡礼の旅にふさわしい格調はゼロ。
びっくりしたのは、この人、山道、田んぼなどで、
やたら野グソをすること。
変な人だし、困った人だね。
現役引退したら、
四国八十八ヶ所巡礼もいいかなと思っていたのだが、
なんとなくウンコくさいイメージがついてしまったじゃないか。
どうしてくれる。
佐高信/田中優子「拝啓 藤沢周平様」(イーストプレス)読了。
藤沢作品をテーマにした対談。それぞれの講演もプラスされている。
作品の魅力について語られるが、故郷(ふるさと)論にもなっている。
二人の息はあっていて、読んでいて面白かった。。★★★★
ただし、「なるほど」と膝を打つような新しい発見はなかった。
藤沢周平さんについていえば、
こっちも、かなり”すれっからし”だもんね。
シニア・キャンペーンに乗じて、TSUTAYAでDVDを借りている。
「サン・ジャックへの道」という作品を観た。★★★★★
フランスのル・ピュイからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで
1500kmにも及ぶ巡礼路をツアー9人が歩くという話。
まるで、いっしょに巡礼していくようで、楽しかった。
実際にこの道を歩いてみたいと思った。
夢のシーンがアクセントになっており、
黒沢明の「夢」に影響されていると思う。
最近観た中では、最もおもしろい映画だった。
加藤 廣「信長の棺 」上下 (文春文庫 )読了。★★★
ちょっと荒っぽいけど、物語としては、
上巻と下巻の2/3までは、とても面白かった。
残り少なくなったけど、うまく決着つけられるのか、
ちょっと不安。
と思っていたら、案の定、謎解き、エンディングで腰砕け。
小泉元首相が激賞していたらしいけど、
その存在と、共通するもの感じるよね。
ひさしぶりに、TSUTAYAへ、DVDを借りに行く。
受付で、「いまシニアキャンペーン実施中で、
お客さまの場合は、60歳以上ですので半額です」。
2本借りて、330円。
安くてありがたいけど、ちょっと複雑な気分。
これから、こんなシーン増えるんだろうな。
借りたDVDは、
「ドリームガール」★★★(ビヨンセ、美しい)
「クイーン」★★★(女王役の女優、渋い)
10月13日(祝)
私が本厄、家人が前厄。
「そりゃあ、厄払いしてもらわないと。
厄払いなら、門戸厄神」、
と家人の友人のアドバイス。
二人で、出かけることに。
今日は電車で、宝塚経由で、「門戸厄神」に行く。
特別祈祷は、一人1万円(堂内でお払いしてくれる)なので、
ケチって、一人5000円のコースにする。
1年間、祈祷してくれるらしい。
お札をもらって、とっとと引き上げる。
勝尾寺といい、門戸厄神といい、
現世利益をうたう寺院には、
どうも、精神性の高さを感じないなあ。
阪急「門戸厄神」駅前の中華料理「愛蓮」で昼食。
帰り、どこにも寄らずに、まっすぐわが家に。
1年後、無事に、御礼参りに来ることができますように。
10月12日(日)
朝9時、わが家出発。
176号線(細い方)で、宝塚方面へ。
清荒神の「さん志ようや」で、山椒昆布200g購入、980円。
宝塚から、西宮北口方面へ。
明日、門戸厄神に行かねばならないので、
本日、事前リサーチ。
少し迷ったが、阪急「門戸厄神」から参道を通って、
「門戸厄神 東光寺」に到着。
(へー、神社ではなく、お寺なんだ)
ご祈祷料その他を確認。
さてどうするか、地図で検討。
近くに、関西学院大学があるので、寄ってみることに。
丘の上にあると聞いていたが、ほんとだ。
坂道がきつい。
校内に入る。閑静なたたずまい。
いかにも大学のキャンパスという雰囲気。
(これに魅せられ、関学に入った友人がいたなあ。なるほどナットク)
大学近くのバーミアンで昼食。エビ・キノコ入り焼きそば720円。
もう少し、西に行ってみようかと思ったが、
坂道が多そうなので、あっさり帰ることに。
甲東園から宝塚方面へ。
176号線(太い方)で、池田方面へ。
野畑図書館で、予約本を受け取り、
わが家到着、3時過ぎ。
走行距離54km。
10月11日(土)
今日は、母の100ヵ日法要。
妹が、勤めていた保険会社が破たんし、
残務処理で、この連休、出勤しなければならないとのこと。
野洲の家に早めにいき、
わが家4人だけで、お寺さんを迎え、法事をすませた。
アメリカ震源の金融パニックの余波が、
こんなところにも。
申し込んでいたPiTaPaのカードが届いた。
これで「いまどき、毎回、乗車チケットを買っている」と
周囲からバカにされることもなくなる。
「いかにも下品な感じがする」という声もあるが、
使ってみたら、やっぱり便利。
御堂筋線、谷町線の乗り継ぎも、きちんとカウントされる、
当たり前だが、エライもんです。
「吉本隆明対談選」(講談社文芸文庫)読了。★★★
対談相手は、
江藤淳、鶴見俊輔、ミシェル・フーコー、佐藤泰正、
大西巨人、高橋源一郎、谷川俊太郎。
やっぱり難しい。なんのこっちゃわからんところだらけ。
40年前と同じ。
大西さん、谷川さんとの話は、
わかりやすく面白かった。
10月4日(土)
同志社大学演劇研究会のOB会に出席。
PM6時、富小路御池上がる「ホテル杉長」。
私たちの学年が、一番年少。
昭和39年卒~47年卒までのOB、約60名。
約40年ぶりにお会いする先輩や、
約30年ぶりの同輩などと歓談。
たちまち時間が逆転し、当時の役割をそのまま演じることになる。
祇園石段下近くでの2次会にも参加したが、
それ以上深入りすると、大変なことになるので、
最終近くの電車で帰る。セーフ!
伊集院静「ねむりねこ」(講談社文庫)読了。★★★
この人の本は初めて読む。
お気に入りの作家が、亡くなっていくので、
ちょっと期待していたのだが、
残念ながら、今回の作品では、
お気に入りリストに入れるほどではない。