新潮社「さらば大遺言書」森繁久弥(語り)久世光彦(文)を読了。
シリーズ4作目で、最後になった。
車中で読むうちに、不覚にも落涙なんてことが、幾度か。
シリーズ前作「生きていりゃこそ」で、
「森繁さんの語りが、めっきり減った。不満だ」と
イチャモンつけていたが、半分は仕方ないと思っていた。
なにせ、90歳をとうに過ぎているのだから。
と思っていたら、先に、久世さんが逝ってしまった。
「森繁さんが亡くなったら」と、
とっておきのエピソードをいくつか抱えて、
オサラバしてしまったのだろうか、久世さんは。
残念。
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