2013年9月30日

小川国夫「イエス・キリストの生涯」読了

小川国夫「イエス・キリストの生涯」(新教出版社)読了。
小川国夫、懐かしい名前だ。
カトリック信徒として長年聖書を徹底的に読み込んできた小川が、
初めてまとまった形で綴った「キリスト伝」であり、
同時に平易・簡明な言葉で語った作家の信仰告白でもある。(評)
読みやすかった。小川さんの文章の力だと思う。
処刑に至るいきさつ、そして復活まで、
このあたりが、とくに私がイメージしていたより、
はるかにリアルに描かれており興味深かった。
★★★

2013年9月24日

五木寛之「選ぶ力」読了

五木寛之「選ぶ力」(文春新書)読了。
日々の営みは「選択」の繰り返しである。悔いなき人生をおくるための秘訣とは何か? 選ぶ覚悟を解き明かす「五木哲学」の集大成!
内容（「BOOK」データベースより）とある。
病院に行かない、検査も受けない、というのが、
最も「選ぶ力」を象徴する五木さんのスタイルなのだろう。
もちろん、それを支えているのが「覚悟」なのだ。
★★★
80歳か、もう少し生きていてもらわなくては。

2013年9月16日

保阪正康ほか 『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ 』読了

保阪正康ほか 『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ 』(角川oneテーマ21) 読了。
保阪 正康 、東郷 和彦 、富坂 聰 、江田 憲司 、
金平 茂紀 、松元 剛 、鈴木 邦男 、宇野 常寛
といった人たちの提言。
立場はいろいろ、
基本、「戦争はしてはならない」というのだが・・・
★★★
タイトル、やらしいなあ。

2013年9月15日

エルポニエント カルボン

金曜日の夕刻、家人と待ち合わせ。
淀屋橋のスペイン料理店「エルポニエント カルボン」へ。
北浜の姉妹店立飲みバルへは、娘と2・3度行ったことがあるらしいが、
この店は初めて。
窓際のテーブル席。
ナッツとオリーブの突出し。
私は白のグラスワイン。家人は、白のスパークリングワイン。
注文は、生ハムとイチジク。
マッシュルームのガーリックオイル煮。
スズキとアスパラの焼きもの。
魚介パエリア。
パエリアは2人分からで、ボリュームあるので、
半分近く、包んでもらいお持ち帰り。
どれもおいしかった。
最後のエスプレッソも美味。
スペイン人のギャルソンも、イケメンでかっこいい。
ワイン各2杯で、いい気持ち。
たまに来るには、いい店だと思う。★★★★

2013年9月 4日

玄侑 宗久 『現代語訳 般若心経 』読了

玄侑 宗久 『現代語訳 般若心経 』(ちくま新書 )読了。
玄侑さんは、わかりやすく説き聞かせようとしているが、
レベルを落とそうとはしていないので、結構難しい。
★★★
まあ、般若心経は、理解するのではなく、
口誦するものらしいから、それで良いのかも。