帯津良一「ホリスティック医学入門 ――
ガン治療に残された無限の可能性 」(角川oneテーマ21) 読了。
K先輩から勧められて読む。
内容(「BOOK」データベースより)
ガン難民から脱出。「ホリスティック医学」の
第一人者が薦める西洋医学を否定しない『代替療法』。
帯津さんの医者としてのスタンスに賛同。★★★★
ただし、「人は死では終わらない」については、わからない。
実は、遺伝子が繋げていく生命なら実感しているのだが、
娘も息子もその気がない。困った。
⚫対本宗訓さんも帯津さんの病院で勉強したらしい。
⚫気功については、ちょっと調べてみよう。
対本宗訓「僧医として生きる」(春秋社)読了。
内容(「BOOK」データベースより)
禅宗の管長・師家を投げ打ってまでも、「僧医」への道を邁進してきた著者が、医師国家試験に合格し、医師として研鑽の日々。来し方、行く末を見据えて、宗教と医療の道を語る、熱き「たましい」の書。
個人的に、この人に興味がある。
それにしても、僧と医の両立・・・大変。
★★★
4月27日(土)
とにかく歩こう、ということで、11時過ぎ,わが家出発。
阪急「豊中」⇒能勢電「妙見口」。
駅から黒川ケーブル乗り場へ。
ケーブル、リフトを乗り継いで、妙見山上。
本殿に参拝。家人はおにぎり、私はサンドイッチの昼食。
帰りは、歩いて下山。
少し距離はあるが、ゆるやかな稜線コースを選ぶ。
約1時間。途中、2組くらいしか出会わなかった。
人気ないのかなあ、初心者にはいいコースなのに。
下りとはいえ、山道は久しぶりなので、
「妙見口」につく頃には、膝がカクンカクンになった。
でも、気分良かったから、いいか。
小さな白い花を咲かせているのが、
3月に園芸店で買い、植えた「コデマリ」。
後ろは前住者が植えた(?)「ホウチャクソウ」。
寺院の屋根に下がる宝鐸からの名前。
ハハハ、地味。
4月21日(日)13:30
Mネットのメンバー5人、JR天王寺に集合。
阪堺電車で「住吉大社鳥居前」へ。
路面電車は、なかなかに趣があって楽しい。
住吉大社、一の社から五の社まで、順に参拝。
さらに、パワースポットの石垣内にある
五,大、力の文字が書かれている3種の小石を拾い集める。
なかなか見つからず、結構、ムキになる。
本当は、住吉大社の帰りに、
南田辺の「スタンドアサヒ」で一杯の予定だったが、
日曜日休みで、残念。
住吉大社近くで、居酒屋をさがす。
さすがに時間が早く、あいていないので、天王寺に戻る。
動物園前、ジャンジャン横丁辺りをウロウロし、
でっかい串カツの看板の店に入る。
いつものように、歓談。
8時頃、散会。次回は、少し、遠出の予定。
昨年の秋、園芸店で、
30種の種子が埋め込まれているシートを購入、庭に施した。
水をかけると、シートが溶け、
春になると、次々に花が咲き、
イングリッシュガーデンが出来上がるという。
いかにもマユツバだったが、
いまのところ唯一、この花が咲いている。
調べてみると、「ワスレナグサ」。
パッケージを見ると、確かに「ワスレナグサ」の名があった。
まあ、これがイングリッシュガーデンというわけだ。
香山リカ ・対本宗訓 「いのち問答 最後の頼みは医療か、宗教か? 」
(角川oneテーマ21) 読了。
精神科医と僧医との対談。
テーマは、「死」「医療と宗教」。
先日会った大学の先輩K氏から、
対本宗訓という人のことを聞き、
(K氏は、対本さんの活動に関わっている)
興味があり、読んだ。
対本さんは、臨済宗佛通寺派の管長から、医学部に入学し、
医者になった異色の禅僧。
「僧医」という肩書きで、僧侶側から医学との融合を目指し、
現在は、ロンドンで、「統合医療」の臨床研究をしている。
「宗教者として、どうあるべきか」を真摯に追求する姿勢に、
さらに興味がわく。もう少しこの人のことを追ってみよう。
本書では、香山さんの立ち位置の取り方も適切で、
対談として成功している。★★★★
小幡績/池田信夫「アベノミクスで日本はどこへ行く?」
(アゴラブックス)読了。
2人とも、リフレ(=アベノミクス)に、批判的な立場。
まあ、経済学者やエコノミストが、
あれやこれや持論を展開しており、
一体、どの意見が正しいのか???
誰が、どんなことを言っているのかをインプットしておき、
日本経済の動向を見つめることにしよう。
ところで、これ、いわゆる電子ブック。
池田信夫Twitter⇒アゴラ電子ブックサイト⇒楽天で購入
68頁、210円。立ち読みできるし、送料もいらない。
IPad mini で読んだが、特に問題なし。
うーん、こんな読書、増えるような気がする。
池田信夫「古典で読み解く現代経済」(PHPビジネス新書)読了。
⚪アダム・スミス『国富論』
⚪マルクス『資本論』
⚪ナイト『リスク・不確実性・利潤』
⚪ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』
⚪ハイエク『個人主義と経済秩序』
⚪フリードマン『資本主義と自由』
6冊の経済学の古典から、
現在の日本経済再生の指針を読み解いている。
正直、難しかった。
もう少し経済学を勉強しないと、理解できない。
ポイントとなる部分だけ、頭にいれておこう。
★★★
阪急「山本」駅近くの園芸店で、
ユーフォルビア(白)、 レースラベンダー(紫)各2鉢を購入、
わが家の庭に植えた。
後ろで咲いている白い花は、先住者が植えた(?)ハナニラ。
少し、春らしい。
『アベノミクス大論争 』(文春新書) 読了。
文藝春秋の近刊から、阿部内閣関連記事をまとめた新書。
一粒で二度美味しい商法。
経済政策、安全保障、憲法改正、TPP、皇室・・・
まあ、読みたい記事がまとまっていて便利。
若田部昌澄✖榊原英資など、
争点がハッキリした対談が面白かった。
★★★
元大平印刷の本屋敷さんが亡くなられた。
阪急「東向日」駅近くのホールでの告別式に参列。
73歳。2年前、胃がんで全摘手術、
その後、肺に転移して・・・とのこと。
お世話になった。
仕事で、一緒にヨーロッパにも行った。
ハワイにも、沖縄にも行った。
現在ではあり得ない、優雅な時代。
金沢の夜も楽しかったなあ。
いつも元気で、前向き、
チャレンジ大好きな人だった。
ご冥福をお祈りします。
髪の毛がないのは前からだが、
顔が小さくなって。どうも貧相でいけない。
頭が寂しい。
冬の間は、ニット帽をかぶっていたのだが、
これからはそうはいかない。
というので、梅田ルクアの帽子屋「CA4LA」へ行く。
相談に応じてくれた男子店員の感じがよかったので、
おすすめ品の中から選んで、即購入。
どう、似合うでしょう。
4月6日(土)
大学のクラブの後輩たちの集い。
7時、四条烏丸近くの「太郎屋」に集合、6人。
1年先輩のN女史の姿も。
天気予報が嵐だったこともあり、
2階の座敷は貸し切り状態。
興味深かったのは、
最近まで中国で暮らしていたN女史の話。
「日本のマスコミの暴動の報道はおかしい。
金で雇われた一部の連中が騒いでいただけ。
一般の市民は、ごく普通に暮らしていた。
実は、中国の人は、懐が深く魅力的な人が多い。
もう一度暮らすなら、アメリカより、中国がいい」。
歓談、歓談。
10時散会になったが、
翌朝Hくんが、K先輩と会うことになっていると聞き、
「それなら」と、私も宿泊することに。
宿泊組4人で、もう一軒ということになり、
裏寺通りの「静」に行くが閉まっていたので、
木屋町のバー「フランボー」に行く。
ここも貸切。12時前に切り上げ、
タクシーで堀川下長者町のホテルへ。
ハハハ、楽しかった。
翌朝、K先輩にも会えたし、良かった。
幹事のHくん、ご苦労様。
浜田 宏一『 アメリカは日本経済の復活を知っている 』(講談社)読了。
安倍内閣で内閣官房参与として活躍する
イェール大学の浜田宏一教授の最新刊。
先に読んだ『伝説の教授に学べ! 』とほぼ同じ内容。
デフレ脱却に取り組まない日銀を、
合わせて、そのことに異を唱えない政府、エコノミスト、
経済学者、マスコミも批判している。
歴代日銀総裁など、実名をあげていて、わかりやすい。
★★★
浜田教授のが主張する「世界の常識」が、
どういう成果に結びつくのか・・・
浜田 宏一 ・ 若田部 昌澄 ・勝間 和代
「伝説の教授に学べ! 本当の経済学がわかる本」(東洋経済出版社)読了。
勝間和代さんが、浜田教授、若田部教授からレクチャーを受けるスタイル。
本書は、デフレ脱却には、金融緩和、インフレターゲットが
不可欠であることを提言し、
それを実施できる日銀が不作為であることを批判している。
浜田教授の研究時代の話や昭和恐慌の教訓なども含め、
わかりやすく、興味深く読めた。
巻末の、⚫経済学のカンドコロ⚫間違った経済論議を見抜く方法
も面白かった。★★★★
本書は2010年の出版。
その後、ここでの提言は、アベノミクスの形で実施されている。
これからの動向を注視したい。