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M・デュラス「破壊しに、と彼女は言う」読了

投稿者 fujimoto:2008年3月 6日 17:40

マルグリット・デュラス「破壊しに、と彼女は言う」[河出文庫)読了。
モノレール文庫をのぞくと、この本があった。
「おおっ、懐かしい」。
40年前に読んだ本だ。
タイトルがいいよね。
内容は覚えていないが、
四条河原町の京都書院で新刊書を買った、
その手触りと、長椅子に寝そべる女性のイメージは、残っている。
読んでみたが、不思議な作品だ。
戯曲のような、映画のシナリオのような。
(デュラスが監督し、映画化されてるらしい)
ストーリーらしきものはない。
4人の狂人による、静かな静かな会話(会話でもないか)。
読後の感じは、40年前も同じだったような気がする。
なんだかよくわからんが、この世界、嫌いではない。★★★★

【本・音楽】

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