村上春樹「やがて哀しき外国語」(講談社文庫)読了。
著者は、1991年から約2年半、
アメリカのニュージャージー州プリンストンに住んでいた。
その間のことを書いた滞在記。
この前読んだ、「遠い太鼓」のすぐ後にあたる。
プリンストンは、知的で、アカデミックな街らしく、
その分、内省的な内容が多かった。
「遠い太鼓」でのイタリアやギリシャの、
人間臭い、とんでもないおっさんが登場するわけではないが、
やはり面白かった。★★★★
読了して(京阪の特急で読み終えた)、
すぐに、天満橋のジュンク堂に寄り、
この続編ともいえる「うずまき猫のみつけかた」を購入。
どうやら、ハルキ中毒にかかったらしい。
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