五木寛之, 香山リカ 「鬱の力 」(幻冬舎新書 )読了。
★★★★★
鬱といっても、治療の必要な人と、そうでない人と
2種にわかれる、
何でもかんでも、鬱病といって深刻になるのはどうか
といったところからこの本は始まる。
やがて話は、鬱の時代といった社会批評にひろがっていく。
五木さんに言わすと、これから50年は「鬱の時代」だそうだ。
鬱とどう付き合っていけばよいのか、
このあたりは、五木節、絶好調といった感じ。
もう一点、感心したのは、
精神科医香山リカといった人物に注目し、
光を与えたことだろう。
プロデューサー、編集者としての才覚にも感服。
五木寛之、しぶといなあ。
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