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伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」読了

投稿者 fujimoto:2009年7月22日 18:19

伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」(新潮文庫)読了。★★★★
ほぼ日刊イトイ新聞で伊丹十三特集があり、
この本のことが取り上げられていた。
懐かしくて読んでみた。
この本を最初に読んだのは、高校生の時だった。
まだ、伊丹一三という名前だった。
「かっこいいなあ」と感心したが、
自分とはかけ離れた遠い世界の話であった。
その後、1~2度読んでいるはずなのだが、
今回読み始めて、内容に全く記憶がないことに驚いた。
ところが、半分近く読んで、あるページにさしかかって、
アッと、声を出してしまった。
アーティショー(アーティチョーク)、エスカルゴ、
スパゲッティについて書かれたページ。
文章もイラストも鮮明に蘇った。
まさしく高校生の時の記憶。
よっぽど、腹すかしていたのかなあ。
この本を書かせたのが、
山口瞳さんであったことも、興味深かった。

【本・音楽】

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