松山猛「もう話してもいいかな」(小学館)読了。
エッセイスト。「イムジン河」などフォーク・クルセダーズの歌の作詞者。
映画「パッチギ」の原作者。
著者も私も、1970年前後、京都で青春時代を過ごしている。
フォークルの結成、「イムジン河」の発売禁止~その後など、
興味深く読んだ。
著者には申し訳ないが、
文章よりも、そこにちりばめられた固有名詞に
強く反応する本だった。
「イムジン河」も、フォークルも、好きだった。
1970年。もう戻れない。
と、こんな風に書こうと思っていたら、
加藤和彦(親愛の情により敬称略)の死のニュース。
あんな風に、肩の力を抜いて、
歌ったり、生きたりできる人(そう見えた)、
日本人にはいない、と、
ずっと、感心していたのに。
「死ななくても・・・」。
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