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武田泰淳「目まいのする散歩」読了

投稿者 fujimoto:2010年3月31日 17:07

武田泰淳「目まいのする散歩」(中央公論社)読了。★★★
「富士日記」を読んでる時から、
次は、「犬が星見た」と「目まいのする散歩」を読もうと思っていた。
旭屋で、中公文庫のコーナーを見ると、2冊ともあったが、
両方とも活字が小さい。
とりあえず、「目まいのする散歩」だけを買って読みだしたが、
やっぱり疲れる。
野畑図書館で、文庫じゃないのを借りて読む。
中公文庫に腹が立つ。
読者層を考えたら、これではイカンだろ。

この本が、百合子さんの口述筆記であること、
「目まい」というのは、糖尿による脳血栓で、
ほんとにフラフラしていること、
後半のソ連の旅が、、「犬が星見た」と重なっていること、
そんなことを既に知りながらスイスイ読んだ。
百合子節に染まっているので、
旦那のより、嫁さんのほうが、面白く読める気がする。
つぎは、、「犬が星見た」だ。

【本・音楽】

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