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内田樹「街場の中国論」読了

投稿者 fujimoto:2011年5月13日 15:44

内田樹「街場の中国論(増補版)」(ミシマ社)読了。
邱永漢さんが、他の中国論と一線を画し、
普通の学者先生では思いも及ばないような
切れ味のよい分析をしていると、
おすすめしていたのが、この本。
一番のポイントは、中国歴代王朝の近隣諸国に対する鷹揚な態度。
「中華思想」と簡単に片づけないで、
しっかり、歴史を見れば、現在の中国のことが、
少しわかって来るというのが、内田先生の考え方。
ふーん、なるほど。
まあ、少数民族の人口が、日本の人口より多いという国だからなあ。
★★★

【本・音楽】

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