玄侑宗久 ・ 釈徹宗「自然を生きる 」(東京書籍)読了。
いま仏教界で注目の二人が、
東北大震災の3週間前に、福島で対談。
玄侑さんは、臨済宗妙心寺派(禅宗)、
釈さんは 浄土真宗本願寺派。
混迷する日本を「縦」と「横」と
仏教の視点から語る。★★★★
特に印象的だったのが、
釈さんの「浄土真宗の僧侶の多くが、
南無阿弥陀仏と唱えることがすべて。
何もしないことが、困難で、つらい」と
言っていること。
実は私も同じことを感じていて、
最近、道元さんに横目を使っている。
まだ表層的にしか理解していないのだが、
道元さんは、冷徹で、厳しそう。
病を得ても、身を案じることなく
修行せよ、と言われると、
うーんと唸ってしまう。
まあ、少しずつ近づいていこう。
そう意味でも、この本は、参考になった。
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