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高村 薫「太陽を曳く馬」上・下 読了

投稿者 fujimoto:2012年8月 8日 22:28

高村 薫「太陽を曳く馬」上・下 (新潮社)読了。
宮崎哲哉氏が、「仏教文学の極北」と称していたので、
読んでみようと思った。
高村 薫さんの小説は久しぶり、
多分「レデ・ィジョーカー」以来。
主な舞台は、都内にある、曹洞宗の寺院。
そこに、元オウム真理教の青年が修行することになり・・・

文章もテーマも、みっちり濃密。
さらに、分厚い上下巻とボリュームもたっぷり。
読みすすむのに時間がかかった。
曹洞宗のこと、オウム真理教のこと等も含め、
興味深く読んだ。★★★★。
読了して、「疲れた」と思ったのも久しぶり。

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