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水上勉・不破哲三 往復書簡「同じ世代を生きて」読了

投稿者 fujimoto:2012年9月 8日 23:11
水上勉・不破哲三 往復書簡「同じ時代を生きて」(新日本出版社)読了。
作家と政治家の心の交流。
きっかけは、心筋梗塞で倒れ、落ち込んでいた水上さんが、、
ある雑誌で、同じ病だったにもかかわらず、
山歩きを楽しんでいる不破さんの写真を見て、
「なぜあんなに元気になれるのか、話を聞きたいと」
ベッドから、不破邸に電話したのだ。
このとき、水上さんは70歳、不破さんは60歳。
幾度かの、手紙、FAXのやり取りの後、
京都・百万遍で、不破さんの奥さんも合わせ3人で会って、
一気に意気投合。
(この奥さんの存在が、香辛料のようにピリリと効いている)
以来15年、お互いを認め合った、
「心友」、「地下茎でつながっている」、
ある意味妬ましいほどの深く、温かな交流が続く。
興味深く、一気に読んだ。★★★★★

【本・音楽】

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