ふうー、やっと 高村薫「新リア王」上下(新潮社) 読了。
高村さんの小説、このシリーズ「太陽を曳く馬」「晴子情歌」、
いずれも、自転車でいえば、重いギアでペダルをこぎ、
上巻の後半くらいから、やっと加速しだすといった読書であったが、
本作「新リア王」の場合、ついに最後まで加速することはなかった。
「太陽を曳く馬」「晴子情歌」は、最終的には面白かったのだが・・・。
失敗作だと思う。★★
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