小室直樹「数学嫌いな人のための数学」(東洋経済新報社)読了 。
いきなり古代イスラエルの宗教の話から始まる。
小室先生の真骨頂。
アリストテレスの形式論理学やガウスの大定理、背理法、帰納法、
必要十分条件、対偶など、
数学=論理であることが、説明される。
数式はほとんど出てこない。
最終章は、経済学と数学について。
エッセンスは、ケインズの一般理論。
最後の最後で、数式が頻出して、
ついていけなくなったが、まあいいか。
全体にわかりやすく、とても面白く読めた。
いい本だと思う。
★★★★
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