「吉本隆明 自著を語る」(ロッキング オン)読了。
『固有時との対話』『マチウ書試論』
『共同幻想論』『心的現象論』・・・・懐かしい書名が並ぶ。
吉本さんの本、目を通すだけだったら、結構読んでいるのだが、
心に残っているのは、『固有時との対話』『共同幻想論』と
本書では取り上げられていない『最後の親鸞』くらい。
ロック評論家の渋谷陽一という人がインタビューしている。
そのせいか、ずいぶん気楽に(でも真摯に)インタビューに答えていて、
小林秀雄のこと、執筆のきっかけその他、
ふーん、という内容もいろいろあり、面白かった。★★★
いま、『共同幻想論』を読んだら、理解できるのかなあ。
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