関川夏央「現代短歌 そのこころみ」(集英社文庫)読了。★★★★
1953年、斉藤茂吉と釈迢空という短歌界の2つの巨星が堕ちた。
それ以後約30年の、日本短歌界の動きを追っている。
登場する歌人のほとんどを知らなかったが、とても面白く読めた。
著者の力もあるだろうが、
短歌という文芸ジャンルと歌人という存在の魅力もあるのだろう。
中城ふみ子、斉藤史についての章は、とくに面白かった。
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