高橋和巳「悲の器」(河出文庫)読了。
40年前に読んだ小説。
当時、私は、高橋和巳のファンで、
全集で、ほとんどの作品を読んだ。
「邪宗門」が最も印象に残っているが、
旭屋曽根崎店には、なかった。
読みだして、すぐに、
高橋和巳独特の文体に、「おお、懐かしい」。
ストーリーは、全く記憶していなかったが、
面白くて、ぐんぐん読んだ。★★★★★
「邪宗門」も読んでみようと、
ネットで調べたら、朝日文庫にある。
(以前、新潮文庫にあったのに・・・)
早速ジュンク堂に行ったら、品切れ、
取り寄せもできないとのこと。
どうやら、忘れられた作家になっている。
仕方ないので、休日に図書館で借りたが、
全集しかなく、かさばるし、重いのなんのって。
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