ホーム >> 本・音楽 >> 司馬遼太郎「愛蘭土紀行ⅠⅡ」読了

司馬遼太郎「愛蘭土紀行ⅠⅡ」読了

投稿者 fujimoto:2009年6月 1日 14:25

司馬遼太郎「愛蘭土紀行ⅠⅡ」(朝日文庫)読了。★★★★
アイルランド。
カトリックの国。
イギリスに虐げられてきた歴史。
美しいが、ひたすら厳しい自然。
ジョイス、ベケットを生んだ文学の風土。
司馬さんは、ロンドンから、リバプールへ。
海を渡り、ダブリンへ。
さらに西に行き、アラン諸島を訪ねる。
紀行文というより、考察・論考が多く、
(「街道を行く」って、こんなんだったかなあ)
スイスイ読みすすむわけにはいかない。
それでも、アイルランドという国、
独自の個性をもつ人々の魅力、
司馬さんのアイルランドへの思いは十分に伝わり、
面白かった。

【本・音楽】

この記事が気に入ったら、クリックしてください→人気blogランキングへ

※スパムコメントの増加により、一時的にコメント欄を封鎖しています。