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高橋たか子「過ぎ行く人たち」読了

投稿者 fujimoto:2009年10月23日 12:40

高橋たか子「過ぎ行く人たち」(女子パウロ会)読了。★★★★
最新刊。この人の本は、書店に並ばない。
(出版社によるのだろう)
図書館で、「そろそろかな」と検索したら、「出てるじゃん」。
予約1になっていた。
コアなファンはいるんだ。(あたりまえ!)
物語は、ノルウエーでブアナという少年と
出会うところから始まる。
10年後、パリで、その少年らしき青年とすれ違う。
「私」は、ブアナを追い求めている(?)。
「私」は、何者かに導かれるように、
フランスの各所(おもに修道院)を旅する。
キーワードは、「思い出す、思い出す、未来を」
読者も、「私」とともに、夢遊病者のように、旅をする。
いつもながらの不思議な小説。

【本・音楽】

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