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坪内稔典「俳句的人間 短歌的人間」読了

投稿者 fujimoto:2011年12月13日 09:30

坪内稔典「俳句的人間 短歌的人間」(岩波書店)、
読了といってもかなり飛ばし読み。
タイトルに魅かれて、読みだした。
「日本人には俳句的人間と短歌的人間の二つのタイプがある。
前者は客観的で冷静、 自己をも茶化す道化的精神の持主。
たとえば野村克也や夏目漱石。
後者は主観的、 自己陶酔的、真面目。
たとえば長島茂雄や森鴎外。」
とのことだが、うーん。

内容は、俳句とは、和歌とは、歴史的考察から、
子規の写生について、
さらに近代詩についてなど、
多くの作品を交えて、多彩。
鴎外や、漱石が、短歌、俳句をつくっていたことは、
実は知らなかった。
紹介されている書も気になる。
★★★

【本・音楽】

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