多田富雄『落葉隻語 ことばのかたみ』読了。
最晩年のエッセイ。
著者は、免疫学の権威であり、
エッセイストであり、新作能の作者である。
医療、自らの病、死、政治、友人との交流、
そして能について等・・・
2001年、脳梗塞に倒れ、
半身不随、嚥下・発声障害を抱えながら
執筆活動を続ける。
この本も、指1本でパソコンを打ち執筆。
病、死についての文章は、
重くて、辛かったが、
全編を通じて、教えられることが多く
一気に読んだ。★★★★
2010年に死去。残念。
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