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石川康宏・内田樹『若者よマルクスを読もう』読了

投稿者 fujimoto:2012年2月12日 22:50

石川康宏・内田樹『若者よマルクスを読もう――20歳代の模索と情熱』
(かもがわ出版)読了。

高校生をターゲットに、
マルクスの若いころの著作
(「共産党宣言」、「ユダヤ人問題によせて」、
「ヘーゲル法哲学批判序説」、「経済学・哲学草稿」、
「ドイツ・イデオロギー」)についての思いを
石川・内田両氏の往復書簡というスタイルで、
まとめたもの。
そういえば、佐藤優氏、吉本隆明氏も、
「いまの政治経済を読み解くには、
やはりマルクスを読まなくては」とあり、
気になっていたが、面白かった。
マルクスについては、ほとんど読んだことがないので、
どう読んでいけばよいのか、
そのきっかけくらいは、理解できたと思う。★★★★
「資本論」はどうなの?と思っていたら、
近々、第2巻以降も出版される予定とのこと。
京都の小さな出版社(多分)なので、
大丈夫かな。
頑張れ、かもがわ出版。

【本・音楽】

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