佐藤優 中村うさぎ「聖書を語る」(文芸春秋)読了。
キリスト者2人の対談。2人とも同志社大学出身。
中村うさぎ氏については、 破天荒な生活ぶりしか知らなかった。
博覧強記の佐藤氏としっかり対談できるのかと、
いぶかっていたが、
なんのなんの、違う立ち位置から、
きちんと対談を成立させていた。
「聖書」のほかに、「春樹とサリンジャー」「地震と原発」など
興味深いテーマについて語り合っている。
この書の基本となるテーマは、
近代科学主義ではとらえられない
言語化、論理化できない、「サムシング」を
「神」としてきたのだが、今後は・・・
このあたり、少し前に読んだ、「〈問い〉の問答」とも
重なっており、期待以上に面白かった。★★★★
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