玄侑宗久「祈りの作法」(新潮社)読了。
著者は、直木賞作家で、
福島県三春町の福聚寺住職。
大震災の被災者の一人として、
冷静に、科学的に、情報を分析し、
メッセージを発信しようとする姿勢、
福島の人々のために、
可能な限り、具体的に、現実的に行動しようとする
強い意思がひしひしと伝わってくる。
「正義はとっても困る」の言葉は重い。
後半の震災日記も生々しい。
玄侑宗久さんのことが好きになった。
★★★★
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