猪瀬直樹「決断する力」(PHPビジネス新書)読了。
東京都副知事による、
東日本大震災に立ち向かった東京都庁の記録。
震災直後の対応、
Twitterの訴えから、気仙沼市へ
孤立した障害児童400人を救助に向かう
東京消防庁のヘリなど、
ちょっと感動的なドキュメントになっている。
猪瀬さんは今回の震災の教訓を
行動の記録として残すために本書を書いている。
本書を読むと、猪瀬氏が実務家としても
非常にすぐれていることがわかる。
なにより客観的なデータ、事実を重視するスタンス、
既存のルールにとらわれない、
即断即決で危機に対応できる、等々。
Twitterを駆使できるといった点だけでも、
他の政治家と全く違う。
東京都民が、都知事として圧倒的に支持したのも、
理解できる気がする。
褒めすぎかなあ。
★★★★
この記事が気に入ったら、クリックしてください→人気blogランキングへ
※スパムコメントの増加により、一時的にコメント欄を封鎖しています。