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梅原猛「親鸞のこころ」読了

投稿者 fujimoto:2008年1月18日 12:23

梅原猛「親鸞のこころ」(小学館文庫)読了。★★★★
親鸞の他に、泰澄、良源、覚鑁といった仏教者、
さらに、能の世阿弥についても述べられており、
難しいかと思ったが、意外にすんなり読めた。
ポイントは、「歎異抄」の「悪人正機説」ではなく、
「教行信証」の「二種廻向」の教えが重要であること。
人は死ぬと浄土に往き、やがてまたこの世に生まれ変わってくる。
この生死の繰り返しによって、われわれは永遠の命を生きているという考え方。
法然と親鸞の違いも分かりやすかった。

【本・音楽】

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