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米原万里「打ちのめされるようなすごい本』飛ばし読み。

投稿者 fujimoto:2012年3月14日 10:43

米原万里「打ちのめされるようなすごい本」(文芸春秋)。
佐藤優さんのおススメ。
前半は読書日記、後半は書評集。
タイトルはすごいけど、
読書日記一編のタイトル。
そりゃあ、これだけの本が
みんな「打ちのめされるようなすごい本」だったら、
即死マチガイなし。
結構分量が多いので、
興味のある本の分だけ読む。飛ばし読み。
ただ、読書日記の最終の、
「癌治療本を我が身を以って検証」1・2・3は、
食いつくように読んだ。。★★★

著者は卵巣癌で、
手術後の抗癌剤の副作用があまりにきついので、
抗癌剤を拒否、セカンドオピニオンを依頼するも拒否され、
主治医と決別。
以後、三大治療以外の治療について、
数多くの書を読み、信頼できそうな治療法にチャレンジ、
あまりに鋭い突っ込みに、
「治療費返却するので、今後の治療は拒否」といったことも・・・
徹底的に核心に迫る米原さんらしい。
さまざまなチャレンジを繰り返したが、
残念ながら数年前に亡くなった。

本文で、米原さんが、
「読みたい本がいっぱいいあるので、
長生きしなければ...」とあったが、ホント同感。
この本でも、読みたい本が数冊あり、
ノートにチェックしておいた。

【本・音楽】

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