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2011年12月31日

佐藤優 魚住昭「ナショナリズムという迷宮」読了

佐藤優 魚住昭「ナショナリズムという迷宮」(朝日新聞出版)読了。
少し前に読んだ「政権交代という幻想」が、
ラスプーチンかく語りきシリーズのNo.3。
この「ナショナリズムという迷宮」はシリーズNo.1。
この対談が行われたのは、
小泉政権から安倍政権に移行するころ。
テーマは、国家、思想、宗教、ナショナリズム、ファシズム・・・
勉強になるなあ。★★★★
引き続き、シリーズNo.2を読むことにしよう。

投稿者 fujimoto : 13:02 | コメント (0)

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2011年12月27日

橋本治「 絵本 徒然草」読了

橋本治「 絵本 徒然草」(河出書房新社.)読了。
絵本とあるが、田中靖男氏のイラスト付き、
といったところ。
橋本治の現代語訳+各段に「注」として解説が
あるのだが、これがボリュームたっぷり。
「注」は、気になるところだけ読み、
現代語訳だけを、読んだ。
面白かった。★★★
M女から
「橋本治、面白いよ、一度読んでみたら」
と、アドバイスがあり、
気にはなっていたんだが...
橋本治、うーん。

投稿者 fujimoto : 18:13 | コメント (0)

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2011年12月22日

橋爪大三郎・副島隆彦「小室直樹の学問と思想」読了。

小室直樹の追悼として20年ぶりに新装された書。
小室直樹の弟子にあたるの橋爪大三郎、副島隆彦が対談形式で
小室直樹の学問・思想について、時系列で系統立てて解説している。
法学・人類学・経済学・心理学・社会学・宗教学・・・
幅広く、内容もかなりアカデミックなので、
理解できない個所も多かったが、
興味深く最後まで読めた。

投稿者 fujimoto : 23:04 | コメント (0)

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山歩きの仲間と

12月20日(火)
Mネットの山歩きのメンバー5人(私も含め)が、
18:00 千里中央「梅の花」に集合。
コースではなく、単品で注文。
刺身、ホタテ寿司、カキフライ、
豆腐サラダ、湯葉なべ・・・・など。
私は、イモ焼酎のお湯割り。
病気、、家族、身辺情報、
山歩き、パワースポットなど、
3時間半、しゃべり続ける。
全摘の先輩F氏から、
「しっかり歩くのが大事」とのアドバイス。
彼は転移が見つかり、
肝臓へ抗がん剤をスポット投与しているとのこと。
副作用は、ほとんどなく、
来年は、「槍ヶ岳」に上る予定らしい。
うーん、すごい。
私も来年2~3月くらいには、
みんなと軽く歩けるよう、頑張る。
「梅の花」は、少し高いが、
畳・個室なので、
ゆっくり話を楽しむには、良いかも。

投稿者 fujimoto : 14:12 | コメント (0)

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2011年12月19日

万座温泉①

毎年、冬の日本海1泊2日の蟹食いツアーに出かけていた。
今年は、食べることができないので、
豪華料理なし、格安の連泊温泉ツアーを探して、
あったのが、万座温泉3泊4日、43000円。

12月15日(木)
8:20 新大阪 集合。
ツアー客、39人。結構、人気あったんだ。
ほぼ全員、60歳代後半の、カップル、グループ。
新大阪⇒名古屋(新幹線こだまグリーン席) 約1時間
名古屋⇒塩尻(特急しなのビュー)約2時間
塩尻⇒万座高原ホテル(バス) 約3時間
*実は、ツアーのチラシには、
 塩尻⇒万座高原ホテル(バス)しか表記がなく、
 塩尻から、そう遠くはないだろうと勝手に理解していた。
 出発日の少し前、万座高原ホテルのHPを見ていて、
 アクセスを見ると、周辺地図に「軽井沢」「草津温泉」などがあり、
 あれぇ、と住所を確認するとなんと群馬県。
 旅行会社に連絡したら、バスで約3時間とのこと、
 思わず絶句。キャンセルも考えたが、
 豪華料理なし、格安の連泊温泉ツアーは他にないし、
 その気になっていたので、行くことにした。
ホテル到着は、4時。
バス3時間はきつい。
バスを降りると、プーンと硫黄のにおい、
雪もちらつき始めた。
少し休んで、このホテルが売りにしている石庭露天風呂に入る。
家人と二人で、混浴。少し白濁して、泉質はGOOD。
家人は、バスタオルを巻いて入るのが「ウザイ」、
以後、混浴はパス。
全部で8つの露天風呂があり、ひとつだけ、女性専用。後は混浴。
広さ、カタチ、湯温がそれぞれ違い、好きな露天風呂を選べる。
私は熱めの二つが気に入って楽しむことになる。
夕食はビュッフェスタイル。
これだと、食べられそうなモノを取ればいいので、
今の私にはぴったり。
バス3時間で、ヘロヘロだったので、
少し食べて、早々に就寝。
窓から、雪が強く降り出したのが見える。

投稿者 fujimoto : 19:00 | コメント (0)

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万座温泉②

12月16日(金)
朝5時過ぎに起床。
「おおっ、雪が積もってる」。30cmくらい。
寒いので、内湯に入る(内湯とつながった露天風呂もある)。
「おお、いい温泉だ。」
7時朝食(ビュッフェスタイル)、
お粥もあり、ヨーグルトもあり、ありがたい。
少し散歩しようと、ホテルを出たが、
横なぐりに雪が降ってきて、
10mくらいで、「こりゃあ、あかん」と引き返す。
昼食は、近くの万座プリンスホテルを予定していたが、休業中。
*チラシには、プリンスホテルの露天風呂も利用可。
 レストランも充実していた。
周辺には、スキー場しかない。
ホテルで、食う、寝る、風呂に入るを繰り返すしかなさそう。
今回の狙いは、温泉でぐうたらすることなので、まあいいか。
雪は、少しおさまってきた。
もっと、降ればよいのに。

投稿者 fujimoto : 18:50 | コメント (0)

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万座温泉③

12月17日(土)
昨夜あたりから、スキー客がちらほら。
朝、風呂に入ろうとすると、
フロントに若いスキー客、子連れファミリーもかなりいた。
一気に、ホテルの雰囲気が、息づいて感じる。
やっぱり、若い人もいないとね。
午前中、雪も風もおさまったので、
すぐ近くのスキー場へ。
レストランでコーヒーを飲みながら、
スキー、スノボー、スノーバイシクルなど、
楽しそうに滑っている人たちを眺める。
午後は、ホテル前の坂道を上っていく、
いくつかの旅館、ホテルが集まっているエリアがある、
なにか店や施設がないかと歩いたが、
旅館しかなかった。
道も凍結して滑るので、そろそろ歩き、そろそろ帰る。
ただただダラダラするのに、すっかり慣れ、
「そうか、明日もう帰るのか、名残惜しいな」という気分。
ホテルの売店で、珍しくお土産を買う。

投稿者 fujimoto : 18:45 | コメント (0)

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万座温泉④

12月18日(日)
朝9時出発なので、
最後の露天風呂に入る。
首から上は、寒いので、のぼせない。
ゆっくり、温まることができ、うーん、最高。
すっかりここの温泉が気に入ってしまった。
バスでまた3時間か、とうんざりしていたが、
あらためて見る、風景の美しさ。
噴煙を上げる浅間山、
あわあわと見える、薄茶色のカラマツ林(?)ブナ林(?)、
遠くに雪の日本アルプスの峰々。
ベテラン運転手の軽妙なおしゃべり、
気の利いた休憩の取り方などもあり、
3時間が往きほどつらくなかった。
それでも、塩尻⇒名古屋⇒新大阪
わが家到着は、5時半。
やっぱり遠い。
もっと近くなら、来年も来るのになあ。

投稿者 fujimoto : 18:40 | コメント (0)

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2011年12月13日

坪内稔典「俳句的人間 短歌的人間」読了

坪内稔典「俳句的人間 短歌的人間」(岩波書店)、
読了といってもかなり飛ばし読み。
タイトルに魅かれて、読みだした。
「日本人には俳句的人間と短歌的人間の二つのタイプがある。
前者は客観的で冷静、 自己をも茶化す道化的精神の持主。
たとえば野村克也や夏目漱石。
後者は主観的、 自己陶酔的、真面目。
たとえば長島茂雄や森鴎外。」
とのことだが、うーん。

内容は、俳句とは、和歌とは、歴史的考察から、
子規の写生について、
さらに近代詩についてなど、
多くの作品を交えて、多彩。
鴎外や、漱石が、短歌、俳句をつくっていたことは、
実は知らなかった。
紹介されている書も気になる。
★★★

投稿者 fujimoto : 09:30 | コメント (0)

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2011年12月 7日

的場昭弘・佐藤優『国家の危機』読了

的場昭弘・佐藤優『国家の危機』(KKベストセラーズ)読了。
序章では大震災を契機とした国家的危機をテーマにしているが、
本論はすべてマルクスをテーマにした
的場昭弘(マルクスの研究者)と佐藤優 の対論。
二人の共通点は、ソ連・東欧、マルクス、宗教。
国家と人間の危機に際して、
資本主義の内在的論理を知るために、
マルクスの思想を見つめ直そうというのが本書の狙い。
マルクスを読んだことがないし、
その周辺の知識もないので、
正直、ついて行くのが大変だったが、
最後まで読めたし、それなりに面白かった。
★★★
やっぱり、「もっと勉強しておくべきだった」
つくづく、そう思った。

投稿者 fujimoto : 22:04 | コメント (0)

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2011年12月 6日

「更科」鴨なん蕎麦

12月5日(月)
服用一週間だが、調子はまあまあ。
O病院に行く。
 8:30  採血
10:30  N主治医の診断 「特に異常なし」
薬を受け取り、アドミ大阪事務所へ、徒歩で。
必要書類を渡し、K女と軽い報告会。
さて、昼飯。
半年ぶりに、「更科」に行き、鴨なん蕎麦を注文。
心配だったが、蕎麦も鴨も出汁も美味しかった。
もちろん1/3くらいしか食べることができなかったが・・・ 
店のオヤジが、「えらい痩せてるけど、いつも来てたオヤジだ」と、
食べてる私を見ている。
勘定しに立つと、「お久しぶりです」と挨拶、
「ちょっと食べる量が減っているので、残したけど
美味しかった」と言うと、
「言っていただければ、そのように作りますので・・・」
ちょっと池波正太郎のような気分。
とにかく美味しく食べることができたのが嬉しい。
少し味覚が戻ってきているのだろう。

投稿者 fujimoto : 11:48 | コメント (0)

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2011年12月 1日

高橋たか子「水そして炎」読了

野畑図書館で年に数回、
地下の書庫に入ることができる日があり、
行ってみた。
あまり借り手のない本が並んでいるが、
私にはありがたい。
すでに読む予定の本があったが、
つい2冊借りてしまった。
その1冊が、この書。
予定を変更して一気に読んでしまった。
★★★★

高橋たか子さんの本は、
彼女が修道女になって以来の本は、
かなり読んでいるのだが、
(それ以前の本は、なぜか読もうという気が起らない)
この本は知らなかった。
1989年出版だから、
私が読んだ中では、古いほう。
分類で言うと、霊的エッセイ。
かなり霊的な部分が強い。
たとえば「まるであの世とこの世の境目にいて、・・・
そしてどんどん馬鹿になっていくのを、
無意識の中枢へ下降していく・・」
そして、「もう、このようなエッセイを書く必要がない」
とも言っている。
そういう時期だったのだろうか。

なぜ高橋たか子さんに魅かれるのだろうか、
キリスト教のことは全く知らないのに。

投稿者 fujimoto : 11:32 | コメント (0)

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