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2012年8月28日

「平家物語」読了

「平家物語」(角川ソフィア文庫)読了。

ビギナーズ向けのダイジェスト版。
訳文と原文が、振り仮名付きで掲載されている。
原文はほとんどすっ飛ばして読んだ。

実は、視聴率の低迷でもがき苦しんでいる
NHK大河ドラマ「平清盛」をひそかに応援している。
平清盛という人物と時代背景に興味があるのだ。
そこで、一度「平家物語」を読んでみようと思った次第。
まあ、面白かった。★★★
子供のころ読んだ「源平盛衰記」(子ども版)の、
印象に残っていたくだり
・宇治川先陣争い
・敦盛の最期
・那須与一 扇を射る 
等が登場して、
「おおっ」と懐かしかった。

投稿者 fujimoto : 19:54 | コメント (0)

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2012年8月24日

ケン・シーガル『Think Simple 』読了

ケン・シーガル『Think Simple 』(NHK出版)読了。
アドミレーションセンターの代表取締役社長から、
「面白い」と教えられたのが、この本。
中期経営計画の作成中ということもあり、
「代表が読んだ本は、私も読まねば」と、早速購入し、読むことに。
著者のケン・シーガルは、
広告代理店のクリエイティヴディレクターとして、
長年スティーブ・ジョブズとともに働いてきた。

いわゆるノウハウ本ではない。
最初、スティーブ・ジョブズにまつわる、エピソードが繰り返され、
「この本自体が、『Simple じゃあないじゃん』と
ちょっと意地悪く思っていたのだが、
すぐに、さまざまなエピソードの核にあるのが『Simple哲学』という、
著者の意図が理解でき、以後は、興味深く読んだ。
この本の魅力は、
・製品づくり、広告マーケティングの最前線のエピソードを
 具体的に、リアルに再現していること。
 スティーブ・ジョブズの意外な面も紹介されている。
・そして、スティーブ・ジョブズが、「クリエイティブ」というフィールドに
 立って考え、行動していること。
 商標権の件で、異議を唱えるものに「弁護士なんてくそ食らえ!」と
 一言で、粉砕してしまうあたりは痛快。

(仰ぎ見るような存在だが)
「クリエイティブ」という同じフィールドにたつものとして、
親しみや、共感を覚えながら読みすすむことができた。★★★★
でも本書にもあるように『Simple』を貫き通すのは容易ではない。

投稿者 fujimoto : 15:10 | コメント (0)

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2012年8月20日

野洲

18(土)・19(日)と、1泊2日で、野洲に。
・墓参り(三上山のふもと、なかなか気持ちよい)
・カラオケ(駅前のカラオケボックス、シルバーコースなので、
 時間関係なしに、二人でソフトドリンクつき1000円 安い!)
・駅前の精肉店で、高級近江牛を購入、すき焼き。(これがうまい!)
以上3点セットになっている。
これに、スーパー銭湯「蛍の湯」が付け加われば、フルコース。
今回は、朝風呂に入ろうと、車で送ってもらったが、
時間が早いのか、開いていなかった。残念。

投稿者 fujimoto : 13:07 | コメント (0)

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2012年8月19日

黒井千次「老いのつぶやき」読了

黒井千次「老いのつぶやき」(河出書房新社)読了。
40数年前、黒井さんの短編小説「走る家族」を文芸誌で読んで、
強く印象に残っている。
(以来、黒井さんの作品は読んだことがないのだが)
「つぶやき」といっても、TWITTERとは違う。
身辺雑記的な内容が多いが、
中に次のような文章がある。
「不安という言葉がもし狭すぎるなら、
今あることへの疑い、と言い替えてもよい。
どこかにある、こことは異質の何かに向けての模索と呼んでもいい。」
黒井さんは、今もこのテーマに取り組んでいるのだろう。
私の受けた強い印象も、この点にあったように思う。★★★

投稿者 fujimoto : 22:31 | コメント (0)

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2012年8月17日

抗がん剤服用休止から24日

抗がん剤服用休止から24日、
一週間もたてば、電撃的に、
副作用が軽減されると思っていたが、
そうはいかないみたい。
薄皮を一枚ずつめくるように、
少しずつ改善されていく。
涙目は変わらないが(やはり老齢化?)、
足取りは、フラフラから、随分しっかりしてきたように思われる。
近隣散策も(30~40分分くらい)、自転車に乗り出している。
副作用とは関係ないが、おなかの違和感も、
先週くらいから、軽減されている。
ここで調子に乗らず、(食べ過ぎに注意!)
あせらず体力の回復を目指そう。

ちなみに、本日は、小生の64歳の誕生日。
晴れて年金をもらえる年齢になった。
うれしいような、悲しいような。

投稿者 fujimoto : 14:33 | コメント (0)

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丸谷才一「人形のBWH」読了

丸谷才一「人形のBWH](文春文庫)読了。
丸谷さんのエッセイ、以前はよく読んでいた。
ある時期から、こちらのレベルが下がったのか、
やたらマニアックな話が多く、
サクサク読めなくなって、遠のいていた。
この本も最初、違和感があり、「やはりだめか」と思っていtら、
先代の「桂文枝」と「あやめ」の師弟関係のあたりから、
ぐっと身が入り、
ミシュランの文章をコテンパンにやっつける編、
源氏物語の薫大将と匂宮の比較編など、
久しぶりに丸谷節を堪能した。★★★
そうか、興味のない話は、すっ飛ばせばいいんだ。

投稿者 fujimoto : 12:53 | コメント (0)

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2012年8月14日

手嶋龍一『ブラツクスワン降臨』読了。

手嶋龍―『ブラツクスワン降臨 9.11-3.11インテリジェンス十年戦争』(新潮社)読了。
9・11同時多発テロに、NHKワシントン支局長として遭遇し、
11日間連続の中継放送を担った。
「ウルトラダラー」は読んだと思うが、
内容は、全く記憶にない。
本書は、
ビンラディンが暗殺されるまでのアメリカ政権
の舞台裏、福島の原発事故時の首相官邸
の様子など、リアルな筆致で描かれたノンフィ
クション。★★★
「ブラック・スワン=ありえないと思っ
ていた事態が現実になることを言う。インテリ
ジェンスのセンスが問われる瞬間です」

投稿者 fujimoto : 12:21 | コメント (0)

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2012年8月10日

高校の仲間と

8月9日(木) 18:30
茨木高校の仲間5人が、
北新地のレストラン「KAI」に集合。
この店の常連Tクンが、私に配慮し、
「年寄り向けのコースメニューにしてくれ」と
頼んでくれていたので、アッサリ系でありがたかった。
(もちろん完食というわけにはいかなかったけれど)
お酒も、彼らはガンガン飲んでいたが、
私は、芋焼酎の水割り一杯をチビチビ。
原発他、話題はいろいろだが、
メインは、病気、健康。
まあジジイの集まりだから仕方ないか。
(ジジイは私か!!)
9:00過ぎ、散会。
なでしこジャパンを観るために、
急いで帰って寝なくては。

◎結果は残念だったが、
1年少し前、退院の前々日に
W杯の決勝だった。
看護士のお姉さんたちと喜びをともにしたことを思い出す。
今回の五輪の戦いも含め、
なでしこジャパンには、心から感謝!
そんな気持ちで一杯だ。

投稿者 fujimoto : 12:51 | コメント (0)

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ブログのメンテナンス、再構築

投稿者ienaga : 2012年8月 8日 17:26

ブログ監修者からの報告です。


ブログのコメント欄の不具合により、一部のユーザーがコメントを投稿できない事象が発生していました。

このたび、システムを再構築し、コメントできるように修正いたしました。
コメントできなかったユーザーには、ご不便をお掛けして申し訳ありませんでした。

また現在「トラックバック」機能を使っているユーザーがほとんどいないため(スパムをのぞく最終のトラックバック機能利用者は2006年)、トラックバックの機能を廃止しました。

投稿者 fujimoto : 12:21 | コメント (0)

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2012年8月 8日

高村 薫「太陽を曳く馬」上・下 読了

高村 薫「太陽を曳く馬」上・下 (新潮社)読了。
宮崎哲哉氏が、「仏教文学の極北」と称していたので、
読んでみようと思った。
高村 薫さんの小説は久しぶり、
多分「レデ・ィジョーカー」以来。
主な舞台は、都内にある、曹洞宗の寺院。
そこに、元オウム真理教の青年が修行することになり・・・

文章もテーマも、みっちり濃密。
さらに、分厚い上下巻とボリュームもたっぷり。
読みすすむのに時間がかかった。
曹洞宗のこと、オウム真理教のこと等も含め、
興味深く読んだ。★★★★。
読了して、「疲れた」と思ったのも久しぶり。

投稿者 fujimoto : 22:28 | コメント (0)

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引越しパーティ

8月5日(日) 
藤本ファミリー大集合。
といっても、最近独立した娘、
野洲からやってくる妹も含めて5人だけだ。
2人とも、今度のマンション訪問は初めて。
まあ、内輪だけの引越しパーティといったところ。
1:00 予約しておいた
雲雀丘花屋敷の「遊行亭」から、和食の出前が届く。
出羽桜大吟醸で、乾杯。(私は一杯だけ)
実は、引越しの整理は、まだ終わっていないのだが、
へとへと、バテ気味の家人の慰労もかねている。
料理もお酒も、みなの評判はGOOD。
食べ終わって、しばし歓談の後、
娘も妹も早めにひきあげる。
さすがに気を使ったのだろう。

投稿者 fujimoto : 17:01 | コメント (0)

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2012年8月 1日

引っ越しました

7月30日(月)、
阪急豊中駅から徒歩約10分のマンションに引っ越しました。
約35年、千里中央周辺、ニュータウンの整然とした、
つくられた街で暮らしてきました。
今回は、阪急豊中生活圏で暮らすことになります。
マンションは、住宅街にあるのですが、
豊中駅に近づくにつれて、鮮魚店、豆腐屋、たこ焼き屋、
居酒屋、喫茶店、スナックなど、
雑然とした、街並みになります。
最初は、ゴチャゴチャした街だなあ、と思っていましたが、
何度か通っているうちに、「それもまたいいか」という気分になり。
今は新しい暮らしが楽しみになっています。
1階で、専用庭も付いています。
「花や野菜も植えたいなあ」と
「NHKの趣味の園芸」観たりしています。

まだ部屋中、段ボールの山なので、
片付くのはもう少し先になりそう。

お近くにおいでの際には、連絡くださいませ。
(社交辞令ではありません)

電話番号は変わりません。

投稿者 fujimoto : 09:53 | コメント (0)

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